1995年、和太鼓の音色に魅了され、樽や発泡スチロールをきざみ、ゼロからの出発でした。当初、新宮町と旧龍野市のメンバーが多いことから、その頭文字をとって「新龍太鼓」として発足しました。
民謡集団『鯱』の指導でスタートし、初代代表・岡村三保子を中心に3年後独立し、それ以降たつの市を中心に、働きながら、学びながら「明るく、楽しく、元気よく」をモットーに、地域のさまざまなイベントに参加させて頂いております。
2002年には日中国交30周年記念イベントで日本を飛び出し、中国・北京にある「万里の長城」にて演奏するという貴重な体験をさせていただきました。
2005年の10周年記念公演では、新宮町のふれあい会館にて500名の来場者を迎え、また2015年の20周年記念公演においては、赤とんぼ文化ホールの大ホールに1100名の方々が足を運んでくださり、私たちの演奏に耳を傾けてくださいました。この年の8月には、アメリカのハワイ州にて公演を行いました。日本とはまた違った雰囲気で盛り上がり、国境を越えて和の魅力を広めることができました。
和太鼓は、演奏を聴いて下さる方がいるからこそ、勇気や感動を与え、かつ私たち自身も元気をいただくことができます。和太鼓奏者との一期一会を大切にしながら、家族や仲間、そして応援してくださる皆様へいつも「ありがとう」という感謝の気持ちを込めて、一打を打ち込んでいます。
メンバー全員で意見を出し合い、曲作りやレッスンに励むスタイルは新龍太鼓の笑顔の源です。指導者はおらず、運営やレッスン全てにおいて自分たちで営んでいます。2022年からは代表(2代目)を松本淑子に引継ぎました。これまでもこれからも、勇壮な響きと迫力の和太鼓を通じて、活力ある地域づくり、町づくりに少しでも貢献できれば幸いです。
地元で生まれ、地元で育ち、「町を元気に!人を元気に!明日を生きる!」そんな和太鼓集団を目指しています。
新龍太鼓
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